文章を書くということ

2016年07月19日(火)  List  Edit  New


結城は、文章を書くということについて、いつも考えています(上のイラストは「いらすとや」さんから。結城はゴーストライターではありませんけれどね)。

どうして文章を書くことについていつも考えているかというと、それが「考える」に結びついているからだと思います。誰しも毎日いろんなことを考えますよね。見たものについて、聞いたことについて、感じたことについて、あれこれ考える。反応する。判断を下す。それが「考える」ということです。

結城はその「考える」というプロセスと「文章を書く」というプロセスがわかちがたいほどに絡み合っています(そういう人は少なくないはず)。文章を紡ぎながら、ああかな、こうかな、と考えているのです。

プログラミングでもそうです。考えながらプログラムを書く。書いているうちに、自分の考えていることが明確になり、ちょっと不思議な感慨に至る。それは「ああ、私が考えていたことは、こういうことだったんだ」という感慨です。

文章でも同じことが起きます。考えながら文章を書き、考えるために文章を書いているうちに気付く。「ああ、私が考えていたことは、こういうことだったんだ」と気付く。

あなたはそういう経験はありませんか。


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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki

『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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