2016年11月11日(金)  List  Edit  New

こんな夢を見た。

新しい大学の先生をしている。 先生といっても先生ではなく、学生の世話をする係のようだ。 寮と体育館と図書館を合わせたような八角形の建物を管理している。

メガネをかけた大学院生が生活しつつ研究している。 布団がわきに畳んである。大きな机があるが、 活動に合わせて位置を自由に変えられる。

新入生を迎えるために、私は彼らと話し合っている。 どの部屋を使ってもらうか。研究の資料はどう扱うかなど。

そこに背が低くて太っている下品な男がやってくる。 べらべらと喋りながら部屋のあちこちを物色している。 泥棒というわけではないが、何か腹にいちもつあるらしい。 業務に関して質問されるので、仕方なく答える。

印刷物をどうするか相談されるので、まずは試さなくてはというと、 グラデーションのついたトレーシングペーパーを渡されて、 これに蛍光ペンで試さなくてはと下品な男はいう。 仕方がないから、黄色のマーカーで塗って紙を貼ると、破れてしまう。 これではだめだというと、それはやり方がまずいと男が言う。

男は掛け軸や色紙を取り出して、マーカーを試せと言う。 それはおばあちゃんの形見だからやめてほしいのに。 仕方がないので、文字のここの部分でというと、 男は私の指示に従わない。だんだんイライラしてくる。 おばあちゃんの形見を勝手にいじるな。

男はタンスを開けて、着物やタオルを物色し続けながら、 私に屁理屈で問答を仕掛ける。 会話の端々に長い引用句のような言い訳や自己認識についてのセリフを挟み、 それがまたイライラの原因になる。

そこで目が覚めた。


 このお話をTwitterでシェアする

結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki

『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

Home Twitter Mastodon 結城メルマガ